承認のバケツ

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この動画を見て、自分の理想と自分のやっていることがかけ離れていることに気付かされてた。

(最初は別の動画を進められて見たのがきっかけで、怪しいセミナー講師かと思っていた。すみません。笑)

 

実際は、私達が組織で大切にしていることのエッセンスが詰まった内容で

私個人としても大切にすることを再認識できるきっかけとなった。

 

動画の中で紹介されていたのは、

【承認のバケツがある】

【声にならない声に気づいてあげる】

【身体を使って聴く】

といった、そもそもリーダーとして実践しようとしていたことだ。

 

承認のバケツ

人は自分が自分で思ったよりも、承認できていない。

 

できていたとしても、『承認』の一部の「ほめる」ということだけだ。

 

『ほめる』、と言うのは「結果承認」といって、何か成果がでたときなどに

ほめることだ。

 

何かを達成したことをほめるのは確かに「実践しやすい」。

(達成したことをほめることもできていない人もいると思うが)

 

ただ、人にとって必要なのは『存在承認』。

 

その人がいること、会社に来てくれること、そこにいること

それ自体を認めること。

 

それが存在承認。

 

その手前にあるのが「意思承認」。

何かを「しようとしたこと」を認めることだ。

 

その次は「行動承認」。

やった事自体を認めること。

 

続いて「プロセス承認」。

結果が出るにあたっての、その道程を承認することだ。

 

こうして分解してみていくと、

ぜいぜい「プロセス承認」と「結果承認」しかできていなかったことに気付かされる。

 

人はそもそも何かをしたいとか何か貢献したいと思う存在だ。

それに対して認めること、いてもいいんだよと示すこと

それが根源的な欲求であるということだ。

そうすると【承認のバケツ】に水(動画では黄金の水とのたとえ)が溜まっていき、

そのバケツがあふれる瞬間に、人の行動が変わっていくとのこと。

(『7つの習慣』でいう信頼残高に近い考えだ。)

 

そう考えると、人はだれでもバケツに水を注げる存在になれる。

決して上司だけではなく、同じコミュニティーにいて

相互的にお互いが存在している以上、誰もがこの役割を実践していくのが

活発なコミュニティーにつながるのではないかと思う。

 

そのバケツの大きさはひとそれぞれ。

中にはそのバケツに穴が開いている人もいる。

 

私が、私達ができることは、ただひたむきに隣人の存在に感謝し、

その存在を認めること、それを続けること

これが人の大きな喜びにつながる。

 

【声にならない声に気づいてあげる】

 は別記事で。